店舗やインターネット、電話など様々なシーンや媒体で見聞きする「アンケート」ですが、その収集と活用方法について効果的な施策を講じることに悩まれることが多いのではないでしょうか。
昨今注目を集めているUGCツールは、アンケート収集とその活用に大いに役立てていただくことができる機能を併せ持っています。
今回は、アンケート収集を売上の向上に繋げるためのポイントを、UGCツールを用いた活用法を交えながら、いくつかご紹介します。
Contents:
1.アンケート調査の意義
2.商品開発とサービス改善への活用
3.ターゲティング精度の向上
4.広告施策の強化
5.返品コストの削減
1.アンケート調査の意義
アンケート調査を行う目的は、市場調査、顧客満足度の向上、商品やサービスの改善など様々です。企業においては、商品やサービスの改善による売上の向上や、リピーター施策などを目的としてアンケート調査を行うことが多いのではないでしょうか。
アンケート調査の結果を分析することで、マーケティングにおいては、顧客が今求めているリアルなニーズを知ることができ、商品やサービスの改善に活かすことができます。
また、UGCツールを用いることで、アンケートの結果をカテゴリー別に表示することができ、顧客にとっては、商品やサービスを選ぶ際の基準として参考にすることができます。
そのほか、アンケート調査は、顧客にとっては、購買体験を有意義にするためのヒントとして活用することができるというメリットがあります。
2.商品開発とサービス改善への活用
アンケート調査を行う際に、多くの企業が目的とするポイントが、商品やサービスへの顧客の率直な意見、つまりニーズを知るということではないでしょうか。
顧客が今まさに求めている商品機能やサービスを知り、ブランド内で共有し、改善することで、商品やサービスの質を高めるだけでなく、顧客満足度も上げることができます。
商品やサービスの改善を実施した後には、顧客の声が反映されていることが顧客自身に伝わることで、顧客ロイヤルティを向上でき、ブランドのファンを増やすことにもつながるでしょう。
より効率的で、効果的な商品開発とサービス改善を行うために、アンケートの実施内容には、とりわけこだわる必要があります。アンケートの目的や対象、実施時期や実施方法などの検討、設問形式の設定など様々な面で工夫が求められます。
例えば、設問形式を設定する時には、回答者が時間をかけることなく、手軽に回答できる選択式や、より細かなニーズを把握するための自由記述式など、回答者が回答しやすく、企業も収集したい情報を得られるように設定する必要があります。
3.ターゲティング精度の向上
ターゲティングは、マーケティング施策を行う際に欠かすことのできない重要なプロセスです。ターゲティングの対象が、始めに推測した仮説に沿っているかどうかを、アンケートを用いて調査することで、分析が可能となります。
アンケートに回答してくださった顧客の年齢層や性別を、カテゴリー別に分析し、従来のターゲティングと異なる場合は、仮説の見直しを行います。そのうえで、実際に需要のある対象へ広告の打ち出し方や販促経路を変えるなど、マーケティング施策を改善することができます。
4.広告施策の強化
アンケートに、より多く回答してくださったペルソナ(※1)に向けたターゲティング広告施策を打ち出すと同時に、リターゲティング広告やキャンペーンも視野に入れることが大切です。
アンケート回答数やレビュー投稿数が多い顧客層は、ブランドへの関心が他の顧客に比べて高いと推測できるため、この層に限定したおすすめ商品を広告としてリターゲティングすることができます。
また、この顧客層に限定の割引クーポンを配布することで、購買率とリピート率を上げることができるでしょう。
その際に大切なことは、メッセージ内容を工夫することです。アンケートの回答で多かったフレーズに言及したり、その商品やサービスを利用することでどのような効果が得られるのかを端的に説明する文章を入れたりすることで、顧客の関心を引くことができるはずです。
※1 ここでは、マーケティングにおける意味として、「商品やサービスを利用する架空の顧客像」を採用している。
5.返品コストの削減
アンケートで回答していただいた情報を、UGCツールを用いてお客様の声としてレビューに掲載することで、他の顧客が商品を購入する際に、容易に比較検討することができるようになります。
例えば、アパレルのレビューであれば、レビュー内に年代やサイズ、身長や体型といったカテゴリーを設けることで、実際の着用感を示すことができます。顧客は自分に近いタイプのレビューを参照することができ、商品購入への懸念が軽減されます。
商品購入前に、実際の使用感や着用感を知ることができるので、商品到着後に感じるギャップが少なくなり、その結果、返品に至るケースを減らすことができます。ブランドにとっては、返品コストを削減でき、顧客にとっては、購買体験の失敗が減るため、顧客満足度が向上し、ブランドへの信頼感の高まりが期待できるでしょう。
終わりに
今回は、アンケート収集を売上の向上に繋げるためのポイントを、UGCツールを用いた活用法を交えつつ、ご紹介致しました。
アンケート作成後、その収集に悩まれる企業も多いのではないでしょうか。UGCツールを用いて自動でアンケート配信を行うことで、効率的にアンケート収集を行うことができます。
U-KOMIは、お客様の声を収集し活用するためのUGC(ユーザー生成コンテンツ)活用ツールです。このツールを利用することで、ECサイトにおいてレビューを美しく表示し、Instagramのコンテンツを活用してコンバージョン率(CVR)を向上させることはもちろん、レビューという生きた情報資産をリアルタイムに活用していただけるような仕組みを機能として実装しています。
UGCツールを活用したアンケート施策について、検討されてみてはいかがでしょうか。
アンケートを活用した実際のマーケティング施策事例はこちら : https://u-komi.com/jirei/jirei30/
U-KOMIへのお問合せはこちら :https://u-komi.com/contact/